水道水からジアルジア検出

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水道水からジアルジア検出

ジアルジア
原虫「ジアルジア」

2月25日、群馬県内の浄水場の水から下痢や腹痛の原因となる寄生虫「ジアルジアランブル鞭毛虫)」が検出されました。

今回ジアルジアが検出されたのは県央第一水道浄水場で、同浄水場の水を利用しているのは前橋市、高崎市、吉岡町、榛東村の4自治体。県庁は市民に対しジアルジアは熱に弱いので使用の際は必ず1分以上煮沸するよう求め、「生水」の状態で飲まないように注意を呼びかけていましたが、27日の全検査ではジアルジアは検出されなかったという安全宣言が出されました。当分の間送水を毎日検査してくれるようなのでひとまず安心ですね。

飲用水はウォーターサーバーやミネラルウォーターを使用する人が増えていますが、調理用水は水道水という人はまだまだ多いはず。飲食店だって絶対に水道水使っていますよね?煮沸すれば平気というけど、気持ち的にはあまり気分いいものじゃありません。

このジアルジアは哺乳動物に寄生し、その糞便を通じて河川の水に紛れ込むことはそう珍しくないそうです。通常なら浄水場での処理で完全に取り除かれるそうですが、今回はなぜか取り除かれることなく20リットル当たり1個のジアルジアが検出されました。

しかも、昨年11月の調査では検出されず、今月25日の調査で検出。3ヶ月程の間に何があったんでしょうね。

ジアルジア(正式名称ジアルジアランブリア)

熱帯・亜熱帯地域に感染者が多く、日本でも第二次世界大戦後の混乱期は感染率が高かったようですが、衛生環境の改善につれ減少、現在日本人の感染者のほとんどが海外旅行者となっているようです。

人間だけでなく、犬や猫などのペットにも感染するのでどちらかといえば、ペットへの感染症として有名です。

ジアルジアの症状

下痢、衰弱、腹痛などが多く、症状が出ない人もいるようです。

ジアルジアの感染経路

ジアルジアを含む生水、生野菜、生ジュースなどが主で、川やダムのような場所で泳いだりしても感染することがあります。一見綺麗に見える渓流のようなところで感染の危険性はあるそうです。

ジアルジアが混入した場合、浄水場の通常の浄水処理で完全に除去することは困難だそうです。ちなみに入浴、歯を磨いたあとの口すすぎでは感染しません。

治療方法

メトロニダゾールやチニダゾールなどニトロイミダゾール系の薬剤が用いられますが、保険適用外で、通常は自然治癒となります。

今回検出されたのは20リットル中に1個のジアルジアなので、健常人であれば大量に生水を飲まない限り感染しないので心配ないとの声もありますが、小児、高齢者、免疫不全者の方は要注意。

昨年埼玉、千葉で検出されたホルムアルデヒドもそうですけど、世界一の品質をほこると言われる日本の水道水にも注意が必要なんですね。すぐさま検知して対応・注意喚起してくれるのはさすがといったところですけど、原因が判明したホルムアルデヒドと違って今回のジアルジアは原因が未だわかっていません。

早く原因を究明して1日も早く安心したいものです。

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