ウォーターサーバーは放射能の心配ナシ!

福島第一原子力発電所の事故の影響で、放射性物質という見えない脅威に怯える生活を余儀なくされています。
放射性物質が放つ放射能は、大人よりも細胞分裂が活発な赤ちゃんや、胎児などに大きな影響を与えることから、小さな子供のいる家庭や妊婦のいる家庭を中心に東日本を離れ、西日本や海外へと疎開していく家庭が増えています。
空気中に漂う放射性物質による外部被爆はもちろんですが、食品や飲料中に含まれる放射性物質を体内に取り込むことによって起きる内部被爆の方がはるかに恐ろしいと言われており、食の安全性への関心が爆発的に高まりました。
原発事故直後に東京都市部の水道水から微量ながらも放射性物質が検出され、震災で流通が停滞したスーパーやコンビニで水の買占めが相次ぎ、都内からミネラルウォーターが消えたのは記憶に新しいところです。
以降、未検出ながらも水道水の安全性には疑惑の目を向け、安心安全な水を求めてウォーターサーバーを導入する家庭は増加の一途をたどっています。
本当にウォーターサーバーの水はどれも安心安全なのでしょうか?
ウォーターサーバーの水は放射能の影響はないの?
ろ過していれば平気って言うけど…水道水でしょ?大丈夫?

ろ過タイプのミネラルウォーターのほとんどが元は水道水です。水道水って危険じゃないの?と思うかもしれませんが、日本の水道水の安全基準は非常に高く、その高い安全基準をクリアした水を、RO膜という強力なフィルターでろ過するのでかなり安全性の高い水となります。
一般的にRO膜のフィルターはヨウ素やセシウム、プルトニウムなどの放射性物質よりも細かい膜なので、放射性物質が通過することは難しいと言われていますが、ろ過性能は各メーカーの仕様、フィルターの状態によっても違うので各メーカーにお問合せ下さい。
天然水って採水地次第では危ない気がするけど…どうなの?

フィルターでろ過しない天然水タイプの水はどうでしょうか?
海外、せめて西日本や北海道が採水地なら安心な気がしますけど、距離が近い富士山やアルプスの地下水は放射性物質の影響がありそうな気がしますよね?
地下水の放射能汚染はまだまだ平気なので安心だそうです。
基本的に地下水というのは何十年、何百年とかけて、自然のフィルターでろ過されたものなので、放射性物質の影響が出るまであと何十年、何百年といった時間を要すると言われています。
それでも気になる人は西日本や北海道、海外が採水地の水や、天然水を更にろ過しているタイプを選ぶようにしましょう。
放射能の心配がないのはこんなウォーターサーバーだ!
定期的に放射性物質検査を行っているメーカーを選ぶ
当サイトでご紹介しているメーカーはすべて、定期的に放射性物質の有無を検査し、自社ホームページ上で公開しています。
原発事故は今なお収束していないので、定期的に検査してくれるっていうのが心強いですよね。
ろ過タイプの水を選ぶ
RO膜という強力フィルターでろ過することでほぼ完全に放射性物質を取り除くことができると言われています。
元の水が水道水の場合や、採水地が明記してある天然水の場合など様々ですが、どれもフィルターで除去されているので安全です。
- クリクラ
- アルピナウォーター
- アクアクララ
- ハワイウォーター
- コスモウォーター
- スマイルベビー水(※RO膜以外のフィルター)
- フレシャス(※RO膜以外のフィルター)
- アクウィッシュ(※RO膜以外のフィルター)
- クリティア(※RO膜以外のフィルター)
- プレミアム・ウォーター(※RO膜以外のフィルター)
- うるのんウォーターサーバー(※RO膜以外のフィルター(0.45μ、0.2μのフィルター)でろ過)
東日本から遠い採水地の水を選ぶ
上記で述べたとおり地下水の放射能汚染は心配ありませんが、採水地が近場だと不安という人は、西日本やハワイ、北海道など、東日本から遠く離れた採水地の水を選ぶようにしましょう。
遠い採水地の水を浄化システムでろ過した水が最強!
上記の条件すべてを兼ね備えた水が最も放射性物質に対して安全と言えるでしょう。つまり、採水地が海外や西日本などの遠い場所で、しかもその水をRO膜等の浄化システムを使ってろ過した水です。
ただし、この条件に当てはまる水は非常に限られます。
各メーカー共、放射性物質の検査を定期的に行っているので、現在のところどのメーカーを選んでも放射性物質の心配はないと思われます。
安全性だけでなく、費用などを含め総合的に判断した上で選ぶようにしましょう。
- トリチウムの懸念について…
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原発事故で「トリチウム」という放射性物質が放出された可能性が指摘されています。
トリチウムは、水と特性が似ており、RO膜といったフィルターを通過してしまう可能性があるそうです。各メーカー共にヨウ素やセシウムといった放射性物質の検査は行っていますが、トリチウムの検査は行われていません。
トリチウムの半減期は約12年です。ネット上ではRO水への不安の声が広がりつつありますが、専門家による見解は未だ出ておりません。