ウォーターサーバーとは?

ウォーターサーバーとは、専用の水をセットするだけで冷水・温水を利用できる給水・給湯器です。
元々業務用に開発され、オフィスやサービスエリアなどで利用されていましたが、水の安全性への関心が高まるにつれ育児をする主婦や妊婦を中心に一般家庭にも普及していき、2011年の震災以降爆発的に普及しました。
定期的に配送してもらえる水のボトルを専用サーバーにセットするだけで利用できるので、ペットボトルの水を購入していた層の中からもウォーターサーバーに移行する人が増えています。
メリットの方が多いウォーターサーバー導入
ウォーターサーバーを導入するにはサーバーをレンタルするか購入するかの2つの方法があります。
購入は高額な初期費用がかかる上に、他のメーカーに変えたくなっても変えることが出来ないといった大きなデメリットがあるので、ほとんどの家庭がレンタルウォーターサーバーを利用しています。
レンタルウォーターサーバー導入のメリットとデメリットをご紹介します。
水を定期的に自宅まで配送してくれるから楽

ペットボトルで水を購入した場合、家まで重い水を運ばなければいけませんが、ウォーターサーバーなら定期的に水を配送してくれるので楽です。
ネットでペットボトルを購入している人にとっては配送してもらえるメリットは変わらないかもしれませんが、料金やその他のメリットを総合的に判断してもウォーターサーバーを導入した方がお得ということがわかってもらえると思いますよ。
かなりリーズナブル!!

昔は贅沢品に見られ導入なんて無理と思われていましたが、現在は想像よりもかなりリーズナブルになっています。
普通に水道水だけを使用しているよりはかかりますが、1日2リットルの水を使用するとして計算しても、電気代を含めどのメーカーも大体5,000円~1万円前後。水の使用量が少ないご家庭では1ヶ月5,000円以下での使用も可能です。
ペットボトルで水を買っている人ならば、購入し運ぶ手間を考えたらウォーターサーバーの方が楽だし経済的かもしれません。一度見直してみる価値はあるでしょう。
新鮮で安全な水を使える

水の種類は各メーカーによって違いますが、どのメーカーの水も徹底した安全管理のもと新鮮なままボトリングされ送られてくるので、安心して新鮮な水を使うことが出来ます。
原発事故以降、水の安全性を求める声は多くなっています。
ウォーターサーバーを扱う各メーカーは基本的な水の安全性はもちろん、放射性物質の有無についても定期的に検査し、ホームページ上で検査結果を公表しているので安心です。
サイズも色々あるので家が狭い人も安心

かつては業務用の大きいサーバーしかありませんでしたが、現在は小さいサイズのサーバーもあるので、設置場所に応じて選ぶことが出来ます。
左写真のような卓上タイプもあるので、狭いキッチンに設置することも可能です。サーバーは小さいながらもボトルは同サイズなので、同じ容量の水を使用することができます。
デメリットは何?
デメリットの一つは設置場所が必要になることですが、昔のように設置場所がなく設置を断念することはありません。先に説明した通り、小型サイズのサーバーが出ているので狭い場所でも設置することが可能になりました。
もう一つのデメリットは、元々水道水しか使っていなかった人には割高になるという点です。
水の安全性などを踏まえた個人の価値判断によるところが大きいので何とも言えませんが、元々ペットボトルで水を購入していた人にとっては、ペットボトルを購入するのと同じ位か少々高くなる位で宅配や温水利用などの利便性がもたらされるので、ウォーターサーバーの方がより経済的と考える人も増えています。
- 緊急時に備えてウォーターサーバーを利用する
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震災などによってライフラインが寸断され復旧するまでの期間は1週間を見ておいた方がよいと言われています。
1週間という期間を考えると、生活用水として使う水以外に20リットル、赤ちゃんのいる家庭はそれ以上の飲用水をストックが必要となります。
ウォーターサーバーは安全で新鮮な水を宅配してくれる上に、ほとんどのメーカーの水が約1年の賞味期限なので、緊急用としてストックしておくことが出来ます。